結論:【大谷翔平選手の51-51の歴史的大偉業について】
大谷翔平選手は2024年9月19日(日本時間20日)の試合で、メジャーリーグ史上初となる
「51本塁打、51盗塁」を達成しました。
この偉業は、彼がロサンゼルス・ドジャースに移籍してからの初年度に実現したもので、特に注目されるのは、彼がこの試合で単独で3本の本塁打を放ち、さらに2回の盗塁を成功させたことです。
試合はマイアミ・マーリンズとの対戦で行われ、大谷翔平選手は6安打を記録し、10打点を挙げました。
これにより、ドジャースは20対4で勝利し、12年連続のポストシーズン進出を決めました。
大谷翔平選手はこの試合前に48本塁打と49盗塁を記録しており、試合中に50本目の本塁打と51盗塁を達成しました。
大谷翔平選手のこの偉業は、2001年にショーン・グリーンが樹立したドジャースのシーズン最多本塁打記録49本を更新するものであり、彼自身にとっても生涯初の単試合3本塁打という記録となりました。
試合後、大谷翔平選手は「今日は勝てて本当に嬉しい。目標を早く達成したかったので、この日が一生忘れられない日になると思う」と語りました。
この偉業は日本国内でも大きな反響を呼び、日本政府の首席報道官も祝意を表し、大谷翔平選手のさらなる活躍に期待を寄せました。
日本各地では彼の成功を祝うイベントや報道が相次ぎ、多くのファンが彼の偉業を称賛しています。
大谷翔平選手のプロフィール
【基本情報】
- 生年月日: 1994年7月5日
- 出身地: 岩手県水沢市(現:奥州市)
- 身長/体重: 193cm / 95kg
- ポジション: 投手、指名打者、外野手
- 所属チーム: ロサンゼルス・ドジャース
- 投打: 右投左打
- プロ入り: 2012年ドラフト1位
【キャリアのハイライト】
【挫折を味わった高校時代】
菊池雄星選手(現:トロント・ブルージェイズ)に憧れ、2010年に岩手県の花巻東高校に入学。
1年の春は外野手として出場し、1年秋からエースを務めた。
2年の夏には、第93回全国高等学校野球選手権大会に出場。怪我の影響で主に野手としての出場となるが、1回戦で甲子園のマウンドを踏んだ。
3年に進級する直前の第84回選抜高等学校野球大会では、初戦で大阪桐蔭高校と対戦。
藤浪晋太郎選手(現:オークランド・アスレチックス)からホームランを放つものの、投手としては9失点(自責5)で試合に敗れた。
3年の夏の岩手県大会で準決勝・一関学院高校戦ではアマチュア野球史上初となる160km/hを記録した。
しかし、決勝の盛岡大学附属高校戦で敗れ、全国大会出場を逃した。
【夢への階段を登り始めた日本プロ野球(NPB)時代】
日本球界のみならずアメリカ球界からも注目の存在となった大谷翔平選手は、高校3年時のドラフト会議を前に「MLBへの挑戦希望」を口にしていた。
そんな中行われたドラフト会議で、日本ハムファイターズが単独で1位指名し交渉権を獲得。
指名を受けた当初、大谷翔平選手はMLBへの挑戦を目指し、日本ハムとの面会も行わなかった。
しかし、2度目の訪問で指名挨拶を受けると、その後の交渉では二刀流での育成プランや背番号11の提示された。
その結果、大谷翔平選手は日本ハムへの入団を決意した。
1年目の2013年は、開幕から一軍メンバー入りし、埼玉西武ライオンズとの開幕戦で8番・ライトで先発出場すると、2安打1打点を記録した。
プロ初登板は5月23日の東京ヤクルトスワローズ戦で、初勝利は、6月1日の中日戦で5回3失点だった。
また、1年目からオールスターにも出場している。
2年目は、投打ともに出場数を伸ばしていった。
特に投手として前半戦終了迄に7連勝するなど、11勝を挙げ2桁勝利を記録し、ローテーションの一角を担った。
翌2015年は自身初の開幕投手を務め、5回2/3を1失点で勝利投手になった。
このシーズンは打撃面は低調だったものの、投手としては出色の活躍し、15勝5敗、防御率2.24で最多勝、最優秀防御率、最高勝率のタイトルを手にしている。
2016年は投手として10勝を記録し、野手としては過去最高の104試合出場で打率.322、22本塁打と二刀流として投打で活躍した。
翌2017年は怪我の影響で出場数が減ったものの、シーズン終了後にポスティングシステムでのMLB挑戦を表明し、ロサンゼルス・エンゼルスと契約合意した。
【怪我に苦しむも、夢の舞台で輝き出したメジャーリーグ(NBL)時代】
2018年からMLBでの挑戦が始まり、エンゼルスに在籍し、背番号17を背負う。
MLBの1年目は、3月29日の開幕戦のオークランド・アスレチックス戦で「8番・指名打者」で出場し、初打席初球初安打を記録した。
投手としては、4月1日のアスレチックス戦で先発し初登板し、6回を3安打3失点で初勝利を挙げた。
この年はMLB史上初の「10登板、20本塁打、10盗塁」を達成したものの、右肘靱帯損傷によりシーズン終了後トミー・ジョン手術を受けた。
2019年は開幕からリハビリを重ね、5月7日に打者として復帰し、106試合に出場したが、手術の影響で投手としての登板はなかった。
2020年も右屈曲回内筋群の損傷など、怪我に悩まされるシーズンとなり、野手として44試合出場、投手としては2登板に終わっている。
2021年は大きな飛躍を遂げるシーズンとなった。4月4日のシカゴ・ホワイトソックス戦では、MLB移籍後初となる「2番・投手」で先発出場するなど、シーズン序盤から投打で大活躍を果たした。
6月は25試合に出場し、打率.309、13本塁打、出塁率.423、長打率.889、OPS1.312を記録し、アメリカン・リーグ野手部門で初の月間MVPに選出された。
シーズンを通じては46本塁打を放ち、ホームラン王争いを繰り広げた(トップはサルバドール・ペレスとブラディミール・ゲレーロ.Jrの48本)。
また、投手としても23登板で9勝と、初めて怪我なくMLBでシーズンを完走し、二刀流の活躍が認められ、シーズンMVPに選出された。
2022年は、ベーブ・ルース以来史上2人目となる同一シーズン「2桁勝利&2桁本塁打」を達成するなど、引き続き二刀流として活躍見せた。
この年は投手としての成績を大きく伸ばした。
9月30日のアスレチックス戦では、8回2アウトまでノーヒットピッチングをするなど15勝9敗の成績を残した。
なお、このシーズンは、二冠王のアーロン・ジャッジがいたため2年連続のMVP獲得はならなかった。
2023年は、大谷翔平選手にとって充実のシーズンだったと言えるだろう。
特筆すべきは、3月に行われたWBC(ワールドベースボールクラシック)2023において、日本代表・侍ジャパンの中心メンバーとして活躍し、日本の3大会ぶり3度目の優勝に大きく貢献した。
その喜びも束の間、WBC終了後には、すぐにMBLへシーズンインして、大谷翔平選手は二刀流選手として快進撃を続けていった。
打者としては、本塁打44本を記録するなど、ア・リーグのホームラン王に輝くと、投手としても23試合に登板し、10勝をマークした。
これら他の誰にも真似できない投打の活躍が評価され、満場一致で2021年以来2度目となるMVPに選出された。
その発表の場で、大谷翔平選手自身も悔やんでいた通り、9月には右肘の靭帯を損傷したことで、自身2度目となる手術も行い、シーズンの途中でチームを離脱している。
さらに、シーズン終了直後には、FAとなった大谷翔平選手の今後の所属先についても大きな話題となった。
最終的に、大谷翔平選手は2024年からの10年契約でロサンゼルス・ドジャースに移籍することが正式に発表された。
そして、運命の日、2024年9月19日(日本時間20日)に歴史に残る前人未到の 51本塁打、51盗塁(51-51)の大記録が生まれた!
今後の展望について
- 投手復帰: 来季以降の投手復帰が期待される。
- 目標: 20勝投手としての活躍も視野に入れている。
- チームの展望: ドジャースのさらなる活躍に貢献していきたい。
- 個人記録: さらなる記録更新の可能性
- ファンの期待: 大谷翔平選手の今後の活躍にますます注目が集まっている。
最後に:大谷翔平選手の活躍が日本・世界を明るく照らす
大谷翔平選手は、メジャーリーグでの大偉業を達成した後、報道陣からの次の目標として質問に対しての問いに対して、「地区優勝を掲げています。」と答えている。
また、彼は名投手ペドロ・マルティネスに対して、チームとして地区優勝を目指すことが最も重要であると語っています。
更に続けて、大谷翔平選手は、「監督のドジャース日本生まれ最多7本塁打の記録を抜きたい」これは、ドジャースの監督であるデーブ・ロバーツの記録を超えることを指しており、このユーモア溢れる返しで、周囲の笑いを誘いました。
個人的な目標は、シンプルに、ホームランは「個人的にはもっともっとたくさん打つつもりでいるので、それは終わった後に全部終わった後に考えればいいのかなと思います。
ホームランを打つという事はどのような位置なのかという質問には、「ホームランだけを狙ってるわけではないですし、バッティング自体をこう可能性を広げていく、作業だと思っているので、その中でフォアボールあるし、短打もあるし2塁打もあるしホームランもあるしということだと思っているので、その可能性を広げる中でホームランがあるかないかで相手にかかるプレッシャーも違いますし、来るボール自体も多少影響はするので、そういう意味では大事、自分の長所でもあるので大事にはしていきたいなと思っています」と語っていました。
今日のホームランは「個人的には特別な1本でしたけど、これからシーズンはどんどん続いていくので、明日はオフですけどロード行って、またゲームは続いていくので、はやいところ切り替えて次に臨みたいなと思います」と次の9連戦に気持ちを引き締めていた。
ここから、大谷翔平選手の野球に対する真摯な姿勢と「今、この時を大切にしていること」、
そして、個人の目標はもとより、チームのためという気持ちが大谷翔平選手が誰からも信頼され愛される人柄を物語っている。
今後も大谷翔平選手の活躍に目が離せません!
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